「SNSを運用しているのに、Googleで検索しても自分のアカウントが出てこない」
「会社名やお店の名前で検索しても、Instagramが表示されない」
「投稿を続けているのに、検索から見つけてもらえない」
このような悩みを抱えている中小企業や個人事業主の方は少なくありません。
結論からいうと、SNSが検索されないのは、必ずしもアカウントの設定ミスや不具合が原因とは限りません。
SNSアカウントや投稿は、公開されていても必ずGoogleなどの検索結果に表示されるわけではないからです。
検索されない主な原因としては、次のようなものが考えられます。
- アカウントが非公開になっている
- アカウントを作成してから時間がたっていない
- ユーザー名やプロフィール情報が分かりにくい
- 投稿やプロフィールの情報量が少ない
- 同じ名前のアカウントやWebサイトが多い
- 外部サイトからSNSへのリンクがない
- 検索エンジンがまだアカウントを認識していない
設定やプロフィールを見直すことで、検索されやすくなる可能性はあります。
ただし、SNSは本来、利用者同士の交流や情報の拡散を得意とする媒体です。Google検索から継続的に見つけてもらうことだけを目的に作られているわけではありません。
そのため、検索から安定して集客したい場合は、SNSだけに頼るのではなく、ホームページやGoogleビジネスプロフィールなども組み合わせることが大切です。
この記事では、SNSが検索されない原因と、検索されやすくするためにできる対策を初心者向けに分かりやすく解説します。
「なぜ表示されないのか分からない」と悩んでいる方は、まず自分のアカウントがどの原因に当てはまるか確認してみましょう。
SNSが検索されないのはなぜ?
SNSが検索されない理由は、一つではありません。
公開設定やプロフィールの内容に問題がある場合もあれば、アカウントを作成してからの期間や、検索エンジン側の判断が影響していることもあります。
まず知っておきたいのは、SNSアカウントを作っただけで、自動的にGoogle検索の上位へ表示されるわけではないということです。
SNSは必ずGoogle検索に表示されるわけではない
InstagramやX、FacebookなどのSNSアカウントは、Google検索に表示されることがあります。
しかし、公開アカウントだからといって、必ず検索結果に出るとは限りません。
Googleなどの検索エンジンは、インターネット上にあるページを確認し、検索する人にとって役立つと判断した情報を検索結果へ表示します。
このように、検索エンジンがWebページの情報を収集し、検索結果に登録することを「インデックス」といいます。
難しく感じるかもしれませんが、簡単にいうと、Googleの検索対象として認識されることです。
SNSアカウントが公開されていても、Googleがまだそのページを確認していなければ、検索結果には表示されません。
また、すでに認識されていても、次のような理由で目立つ位置に表示されない場合があります。
- 検索した言葉とプロフィールの内容が一致していない
- 同じ会社名やアカウント名が多い
- 公式サイトなど、ほかのページが優先されている
- アカウントの情報が少なく、内容を判断しにくい
- 検索する人にとって有益なページだと判断されていない
例えば、店舗名が「さくら美容室」なのに、Instagramの名前欄を「sakura」のみにしているとします。
この場合、「地域名+さくら美容室」と検索されても、Instagramのプロフィールと検索語句が十分に一致せず、見つかりにくくなる可能性があります。
一方で、名前欄やプロフィール文に店舗名、地域、業種などを自然に記載しておけば、何のアカウントなのか伝わりやすくなります。
SNS内ではユーザー名だけでも見つけてもらえる場合がありますが、Google検索では、プロフィールに記載された情報も重要になります。
SNSが検索されない主な原因
SNSが検索されない場合は、次の原因が考えられます。
アカウントが非公開になっている
最初に確認したいのが、アカウントの公開設定です。
非公開アカウントでは、フォロワー以外の人が投稿内容を確認できません。そのため、検索エンジンもアカウントの情報を十分に取得できない可能性があります。
事業用のSNSとして多くの人に見つけてもらいたい場合は、基本的に公開アカウントでの運用が適しています。
ただし、公開設定に変更したからといって、すぐにGoogle検索へ表示されるとは限りません。
公開設定は、あくまでも検索されるための前提条件の一つです。
アカウントを作成したばかりである
SNSアカウントを作成してすぐの場合、Googleがまだアカウントの存在を把握していない可能性があります。
検索エンジンが新しいページを発見し、検索結果へ反映するまでには時間がかかることがあります。
そのため、開設した当日や数日後に検索して表示されなくても、すぐに問題だと判断する必要はありません。
プロフィールを整え、投稿を続けながら様子を見ることが大切です。
アカウント名やユーザー名が分かりにくい
検索されたい名前と、SNS上の名前が大きく異なっていると、Google検索で見つけてもらいにくくなります。
例えば、正式な店舗名が「札幌カフェこもれび」なのに、アカウント名が「komorebi123」だけでは、検索エンジンにも利用者にも店舗のアカウントだと伝わりにくくなります。
ユーザー名を無理に変更する必要はありませんが、少なくともプロフィールの名前欄には、正式な会社名や店舗名を記載しましょう。
地域で営業している場合は、次のような情報も有効です。
- 会社名・店舗名
- 地域名
- 業種
- 主なサービス
- 商品名
ただし、検索キーワードを不自然に並べすぎると、読みにくいプロフィールになります。
「札幌市の美容室|さくら美容室」のように、利用者が見ても分かりやすい形に整えることが重要です。
プロフィールや投稿の情報量が少ない
プロフィール文が空欄だったり、投稿がほとんどなかったりすると、検索エンジンはアカウントの内容を判断しにくくなります。
事業用アカウントでは、少なくとも次の情報をプロフィールに掲載しておきましょう。
- どのような会社・店舗なのか
- どの地域で営業しているのか
- どのような商品やサービスを提供しているのか
- 営業時間や問い合わせ方法
- ホームページのURL
例えば、「お気軽にフォローしてください」という文章だけでは、事業内容が伝わりません。
「札幌市で中小企業向けのホームページ制作を行っています。制作後の管理や更新にも対応しています」と書かれていれば、誰に何を提供しているアカウントなのか分かりやすくなります。
検索対策だけを考えるのではなく、初めてプロフィールを見た人が事業内容を理解できるかどうかを基準に整えましょう。
同じ名前のアカウントや会社が多い
会社名や店舗名が一般的な名称の場合、同じ名前のSNSアカウントやWebサイトが多数存在することがあります。
この場合、自分のSNSアカウントが検索結果に登録されていても、ほかのページに埋もれている可能性があります。
例えば、「ひまわり整骨院」のように全国で使われている名称は、店舗名だけで検索すると、別地域の店舗が先に表示されるかもしれません。
そのような場合は、次のように地域名や業種を含めて検索してみましょう。
- 札幌市 ひまわり整骨院
- ひまわり整骨院 札幌 Instagram
- ひまわり整骨院 北海道 SNS
会社名だけで表示されない場合でも、地域名や「Instagram」などを加えると見つかることがあります。
外部サイトからSNSへリンクされていない
SNSアカウントがインターネット上でほとんど紹介されていない場合、検索エンジンがアカウントを発見しにくいことがあります。
ホームページ、ブログ、GoogleビジネスプロフィールなどからSNSへリンクすることで、公式アカウントの存在が分かりやすくなります。
特に事業用のSNSでは、公式ホームページと相互につなげることが重要です。
ホームページからSNSへリンクし、SNSからもホームページへ誘導することで、利用者が必要な情報を確認しやすくなります。
検索表示のためだけでなく、問い合わせまでの導線を整える意味でも有効です。
SNSを検索されやすくする方法
SNSが検索されない場合でも、すぐに諦める必要はありません。
検索結果への表示を保証する方法はありませんが、公開設定やプロフィール、外部サイトとの連携を見直すことで、検索エンジンや利用者にアカウントの内容を伝えやすくできます。
ここからは、初心者でも取り組みやすい改善方法を紹介します。
アカウントを公開設定にする
事業用SNSとして検索されたい場合は、まずアカウントが公開設定になっているか確認しましょう。
非公開アカウントでは、投稿を見られる人が限定されるため、新しい顧客に見つけてもらう用途には向いていません。
ただし、公開設定に変更する際は、過去の投稿に個人情報や公開したくない写真が含まれていないか確認してください。
個人用と事業用を同じアカウントで運用している場合は、事業専用アカウントを別に作成する方法もあります。
会社名や店舗名を使った事業専用アカウントにすることで、公式情報であることも伝わりやすくなります。
名前とプロフィールを分かりやすくする
SNSのプロフィールは、利用者と検索エンジンの両方に事業内容を伝える重要な場所です。
プロフィールを見ただけで、次の内容が分かる状態を目指しましょう。
- 誰が運営しているのか
- どのような商品・サービスを提供しているのか
- 対応地域はどこか
- どのような人を対象としているのか
- 詳しい情報をどこで確認できるのか
例えば、次のようなプロフィールでは、事業内容が十分に伝わりません。
「毎日のお知らせを発信しています。よろしくお願いします。」
これを次のように変えると、内容が具体的になります。
「札幌市の小さな会社・お店向けに、ホームページ制作と運用サポートを行っています。制作後の更新や管理もお任せいただけます。詳しいサービス内容は公式サイトをご覧ください。」
会社名、地域、業種、サービス内容を自然に含めることがポイントです。
プロフィールは検索対策のためだけに作るものではありません。初めて訪れた人が「自分に関係のあるサービスだ」と判断できる内容にしましょう。
定期的に投稿する
アカウントを作っただけで長期間更新していないと、利用者から見ても現在運用されているアカウントなのか判断しにくくなります。
毎日投稿する必要はありませんが、無理のない頻度で継続することが大切です。
例えば、週1回や月2回でも構いません。
投稿内容としては、次のような情報が考えられます。
- 商品やサービスの紹介
- 営業日や休業日のお知らせ
- 制作事例や導入事例
- よくある質問への回答
- 店舗やスタッフの紹介
- 利用者に役立つ情報
投稿するときは、画像だけで終わらせず、文章でも内容を説明しましょう。
画像内に文字が入っていても、検索エンジンや利用者に内容が十分伝わらないことがあります。
「新商品が入荷しました」だけではなく、商品名、特徴、対象となる人などを文章で補足すると、投稿の内容が分かりやすくなります。
ただし、投稿回数を増やすことだけを目的にすると、運用が負担になります。
大切なのは、見込み客が知りたい内容を分かりやすく発信することです。
ホームページからSNSへリンクする
ホームページを持っている場合は、SNSへのリンクを掲載しましょう。
掲載場所としては、次のような箇所が一般的です。
- ヘッダー
- フッター
- 会社概要
- お問い合わせページ
- ブログ記事
- スタッフ紹介
ホームページに公式SNSへのリンクがあれば、利用者は安心してアカウントを確認できます。
また、SNSのプロフィールにもホームページのURLを掲載しておきましょう。
SNSで会社やお店を知った人が、詳しい料金、サービス内容、実績、問い合わせ方法などを確認できるようになります。
SNSは短い情報を届けることには向いていますが、サービスの詳細を体系的に伝えるには限界があります。
そのため、
SNSで知ってもらう
↓
ホームページで詳しい情報を確認してもらう
↓
問い合わせにつなげる
という流れを作ることが重要です。
Googleビジネスプロフィールも整える
店舗や地域密着型の事業では、Googleビジネスプロフィールの情報も整えておきましょう。
Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップに店舗・会社の情報を掲載できる仕組みです。
会社名、住所、電話番号、営業時間、写真、ホームページなどを登録できます。
美容室、飲食店、整骨院、士業、地域のサービス業など、特定の地域で顧客を獲得したい事業と相性が良い方法です。
SNSだけでは検索結果に表示されない場合でも、Googleビジネスプロフィールやホームページを整えることで、会社や店舗そのものを見つけてもらいやすくなります。
ただし、Googleビジネスプロフィールを作成しただけで問い合わせが増えるわけではありません。
掲載されている情報を最新に保ち、ホームページやSNSと内容を統一することが大切です。
会社名、営業時間、電話番号などが媒体ごとに異なっていると、利用者が混乱してしまいます。
SNS、ホームページ、Googleビジネスプロフィールの情報をそろえ、どこから見ても同じ事業者だと分かる状態に整えましょう。
SNSだけでは検索集客が難しい理由
SNSがGoogle検索に表示されるようになっても、それだけで安定した集客につながるとは限りません。
なぜなら、SNSとGoogle検索では、利用者の目的や情報の探し方が異なるからです。
SNSは、新しい情報を広げたり、会社やお店を知ってもらったりすることに向いています。一方、Google検索は、悩みや疑問を持つ人が、自分に必要な情報を探すために使うことが多いです。
そのため、検索から継続的に問い合わせを獲得したい場合は、SNSだけに頼らない仕組みが必要です。
SNSは情報の拡散に向いている
SNSの強みは、投稿をフォロワーに届けたり、シェアやおすすめ表示によって新しい人に知ってもらったりできることです。
例えば、飲食店が新メニューの写真を投稿した場合、フォロワーがその投稿を見て来店することがあります。
美容室であれば、施術事例や店内の雰囲気を発信することで、興味を持ってもらえる可能性があります。
このようにSNSは、会社や商品をまだ知らない人に、存在を知ってもらう入口として役立ちます。
ただし、投稿は新しい情報が追加されるたびに下へ流れていきます。
過去に良い投稿を作っても、時間がたつと見つけてもらいにくくなることがあります。
また、SNSの表示順は、投稿した時間や利用者の興味、各SNSの仕組みに影響されます。そのため、すべてのフォロワーに毎回投稿が届くわけではありません。
SNSで安定した反応を得るためには、継続的な投稿が必要になります。
しかし、中小企業や個人事業主の場合、SNS運用だけに時間をかけるのは難しいこともあります。
本業を行いながら、写真の撮影、文章作成、投稿、コメントへの返信まで続けると、負担が大きくなりやすいからです。
SNSは集客に役立つ方法ですが、投稿を止めると見られる機会も減りやすいという特徴があります。
Google検索は悩みを解決したい人に届きやすい
Google検索を使う人は、何らかの疑問や悩みを抱えていることが多いです。
例えば、次のような言葉で検索します。
- 札幌 ホームページ制作
- 美容室 集客 方法
- SNS 検索されない
- ホームページ 費用
- 個人事業主 ホームページ 必要
このような検索をする人は、すでに問題を認識しており、解決方法を探しています。
SNSを眺めている人よりも、商品やサービスを具体的に検討している可能性が高いと考えられます。
例えば、「札幌 ホームページ制作」と検索している人は、ホームページ制作会社を探している可能性があります。
一方、SNSでホームページ制作会社の投稿を偶然見た人は、興味を持つことはあっても、すぐに依頼を検討するとは限りません。
つまり、SNSは知ってもらうための媒体、Google検索は必要としている人に見つけてもらうための媒体として活用できます。
どちらか一方だけを選ぶのではなく、それぞれの特徴に合わせて使い分けることが大切です。
SNSの投稿だけでは詳しい情報を伝えにくい
SNSでは、商品やサービスの一部を分かりやすく紹介できます。
しかし、会社選びや問い合わせの判断に必要な情報を、すべて一つの投稿にまとめるのは難しいものです。
利用者が問い合わせ前に確認したい情報には、次のようなものがあります。
- 具体的なサービス内容
- 料金や費用の目安
- 制作事例や実績
- 対応地域
- 依頼から納品までの流れ
- 運営会社の情報
- よくある質問
- 問い合わせ方法
SNSの投稿だけでは、これらの情報が複数の場所に分かれてしまうことがあります。
利用者が過去の投稿を何件もさかのぼらなければならない状態では、途中で離脱してしまう可能性があります。
また、SNSのプロフィールに掲載できる情報量にも限りがあります。
そのため、SNSでは興味を持ってもらうことを目的とし、詳しい情報はホームページで確認してもらう形が適しています。
SNSアカウントは自社だけで管理できるものではない
SNSは各運営会社が提供しているサービスです。
利用規約や表示の仕組みが変更されることもあれば、何らかの理由でアカウントが停止される可能性もあります。
また、これまで投稿が多くの人に届いていたとしても、SNS側の仕組みが変わることで、表示回数が減ることもあります。
もちろん、SNSを利用すること自体に問題があるわけではありません。
ただし、集客のすべてを一つのSNSに任せると、そのSNSの変化に大きく影響されてしまいます。
SNSは大切な集客手段の一つですが、ホームページやGoogleビジネスプロフィールなど、複数の窓口を持っておくと安心です。
検索から集客したいならホームページも活用しよう
検索から継続的に見つけてもらいたい場合は、SNSとホームページを組み合わせる方法がおすすめです。
SNSとホームページは、どちらか一方が優れているというものではありません。
それぞれに異なる役割があります。
SNSでは会社やお店を知ってもらい、ホームページでは詳しい情報を伝えて信頼につなげる流れを作ることで、問い合わせまでの導線を整えられます。
ホームページは詳しい情報を整理して掲載できる
ホームページでは、サービスに関する情報をページごとに整理できます。
例えば、ホームページ制作サービスであれば、次のようなページを用意できます。
- サービス内容
- 料金プラン
- 制作実績
- 制作の流れ
- 運営会社
- よくある質問
- お問い合わせ
利用者は自分が知りたいページを選び、必要な情報を確認できます。
SNSのように過去の投稿を探す必要がなく、情報を分かりやすくまとめられることがメリットです。
特に料金や実績、会社情報は、問い合わせるかどうかを判断するうえで重要です。
SNSで会社を知ったとしても、詳しい情報が見つからないと、利用者は不安を感じることがあります。
ホームページを用意しておけば、利用者が自分のタイミングで情報を確認できるため、安心感につながります。
ホームページは検索されるページを増やせる
ホームページは、トップページだけを検索結果に表示させるものではありません。
サービスページやブログ記事など、複数のページを検索対象にできます。
例えば、ホームページ制作会社が次のような記事を作成したとします。
- ホームページ制作の費用相場
- 個人事業主にホームページが必要な理由
- SNS集客がうまくいかない原因
- ホームページを自分で作る方法
- SNSが検索されない原因と対策
それぞれの記事が異なる検索キーワードの入口になります。
「ホームページ制作」と直接検索していない人でも、悩みに関する記事をきっかけに会社を知る可能性があります。
SNSの投稿は時間とともに流れてしまいますが、ホームページの記事は、検索結果に表示され続ける可能性があります。
もちろん、記事を公開しただけですぐに上位表示されるとは限りません。
読者の疑問に答える内容を作り、定期的に情報を見直すことが必要です。
それでも、過去の記事から継続的にアクセスを集められる可能性がある点は、ホームページの大きな特徴です。
SNSからホームページへ誘導すると問い合わせにつながりやすい
SNSで興味を持った人が、すぐに問い合わせるとは限りません。
多くの人は、問い合わせる前にサービス内容や料金、実績、会社の信頼性を確認します。
そこで、SNSのプロフィールや投稿からホームページへ移動できるようにしておくことが重要です。
理想的な流れは、次のような形です。
SNSの投稿で会社や商品を知る
↓
プロフィールからホームページを見る
↓
サービス内容や実績を確認する
↓
不安や疑問を解消する
↓
問い合わせる
例えば、SNSで制作事例を紹介する場合、投稿だけで説明を完結させる必要はありません。
「詳しい制作内容はホームページで紹介しています」と案内し、実績ページへ誘導できます。
利用者はSNSで雰囲気を知り、ホームページで詳細を確認できます。
SNSとホームページの役割を分けることで、無理にSNSの投稿内で売り込む必要もなくなります。
SNSとホームページの情報を統一する
SNSとホームページを連携させる際は、掲載情報を統一しましょう。
特に次の内容は、媒体ごとに違いがないように確認してください。
- 会社名や店舗名
- 住所
- 電話番号
- 営業時間
- サービス内容
- 料金
- ロゴやブランドイメージ
例えば、SNSには古い営業時間が掲載され、ホームページには新しい営業時間が掲載されていると、利用者はどちらが正しいのか分からなくなります。
料金やサービス内容が異なっている場合も、不信感につながる可能性があります。
SNSを更新したときは、ホームページの情報にも変更が必要か確認しましょう。
反対に、ホームページのサービス内容や料金を変更した場合は、SNSのプロフィールや固定投稿も見直すことが大切です。
どの媒体を見ても同じ情報が掲載されていれば、利用者は安心して問い合わせを検討できます。
ホームページは作って終わりではない
ホームページを作成しても、内容が古いままでは十分に活用できません。
検索から集客するためには、定期的に情報を更新する必要があります。
例えば、次のような更新が考えられます。
- 新しい制作事例を追加する
- サービス内容を見直す
- 料金を最新の状態にする
- よくある質問を追加する
- ブログ記事を公開する
- 古い記事の内容を修正する
ただし、日常業務を行いながらホームページまで管理するのは、負担になることがあります。
特に、更新方法が分からない、操作に不安がある、修正する時間がないという事業者も少なくありません。
そのような場合は、制作後の管理や更新まで相談できるホームページ制作サービスを選ぶと安心です。
ホームページは、完成した時点がゴールではありません。
SNSや事業内容の変化に合わせて情報を更新し、見込み客に正しい情報を届け続けることが重要です。
SNSとホームページを組み合わせるときのポイント
SNSとホームページを用意しても、それぞれが別々に運用されていると、十分な効果を得られないことがあります。
大切なのは、利用者が迷わず情報を確認し、問い合わせまで進める導線を作ることです。
ここでは、SNSとホームページを組み合わせる際に確認したいポイントを紹介します。
SNSのプロフィールにホームページのURLを掲載する
まず、SNSのプロフィールにホームページのURLを掲載しましょう。
プロフィールを見た人が、すぐにサービスの詳細を確認できる状態にします。
ただし、ホームページのトップページを掲載すればよいとは限りません。
SNSで紹介している内容に合わせて、次のようなページへ誘導する方法もあります。
- サービスの詳細ページ
- 料金ページ
- 制作実績ページ
- キャンペーンページ
- お問い合わせページ
- SNS投稿に関連するブログ記事
例えば、SNSで料金について紹介した場合は、料金プランの詳細ページへ誘導すると分かりやすくなります。
利用者が知りたい情報へ直接移動できるため、ページを探す手間を減らせます。
ホームページにもSNSへのリンクを掲載する
SNSからホームページへ誘導するだけでなく、ホームページからSNSへ移動できるようにすることも大切です。
ホームページを見た人がSNSを確認することで、最新情報や普段の活動、会社の雰囲気を知ることができます。
特に次のような業種では、SNSが信頼づくりに役立ちます。
- 美容室
- 飲食店
- 花屋
- 建築・リフォーム
- 写真・デザイン
- ハンドメイド販売
- 教室・スクール
ホームページではサービスを分かりやすく説明し、SNSでは日々の活動や実例を見せるなど、役割を分けると効果的です。
ただし、長期間更新していないSNSへリンクすると、現在営業しているのか不安に思われることがあります。
リンクを掲載するSNSは、実際に運用しているものに絞りましょう。
投稿ごとに次の行動を案内する
SNS投稿を見た後に、利用者に何をしてほしいのかを分かりやすく伝えましょう。
例えば、次のような案内が考えられます。
- 詳しい内容はプロフィールのリンクからご確認ください
- 料金プランはホームページで紹介しています
- 制作事例の詳細は公式サイトをご覧ください
- ご相談はお問い合わせフォームから受け付けています
- 関連記事をホームページで公開しています
案内がなければ、興味を持った人も次に何をすればよいのか分からないことがあります。
ただし、毎回強い表現で問い合わせを促す必要はありません。
「詳しく知りたい方はこちら」のように、自然に次の情報へ誘導する形がおすすめです。
問い合わせまでの手順を減らす
ホームページへ移動しても、問い合わせ方法が分かりにくいと離脱につながります。
次のような状態になっていないか確認しましょう。
- お問い合わせボタンが見つからない
- 入力項目が多すぎる
- スマートフォンでフォームが使いにくい
- 料金やサービス内容が分からない
- 相談後の流れが説明されていない
問い合わせの前には、「営業されそう」「費用が分からない」「自分のような小さな事業でも相談してよいのか」と不安を感じる人もいます。
そのため、問い合わせフォームの近くに、次のような案内があると安心です。
- 相談無料
- 無理な営業は行わない
- 相談だけでも可能
- 対応地域
- 返信までの目安
- 制作開始までの流れ
問い合わせの心理的な負担を減らし、初めての人でも相談しやすい状態を作ることが大切です。
SNSだけで結果を出そうとしない
SNSを運用していると、フォロワー数や「いいね」の数が気になりやすくなります。
しかし、フォロワーが多いことと、問い合わせが多いことは同じではありません。
投稿への反応が少なくても、ホームページへのアクセスや問い合わせにつながっている場合があります。
反対に、投稿が多くの人に見られていても、サービス内容が分かりにくければ問い合わせにつながりません。
そのため、SNSの成果を見るときは、反応数だけでなく、次のような点も確認しましょう。
- プロフィールを見た人数
- ホームページへのアクセス数
- 問い合わせ数
- どの投稿からホームページへ移動したか
- どのページがよく見られているか
SNSだけで成果を完結させようとせず、ホームページまで含めた集客の流れを見ることが重要です。
SNSは見込み客との最初の接点として活用し、ホームページで詳しい情報を伝える仕組みを整えましょう。
「SNSを頑張っているのに問い合わせにつながらない」という場合は、運用方法だけでなく集客全体の流れを見直すことも大切です。よくある原因と改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
よくある質問(FAQ)
はい、公開アカウントであればGoogle検索に表示されることがあります。
ただし、必ず表示されるわけではありません。アカウントの公開設定やプロフィール情報、検索エンジンの評価などによって表示されるかどうかが決まります。
まずは公開設定になっているか、会社名や店舗名がプロフィールに正しく記載されているかを確認してみましょう。
はい、X(旧Twitter)の公開アカウントや投稿もGoogle検索に表示されることがあります。
ただし、すべての投稿が検索対象になるわけではありません。
検索結果へ表示されるまで時間がかかる場合もあるため、すぐに表示されなくても慌てる必要はありません。
公開されているFacebookページであれば、Google検索に表示される可能性があります。
企業や店舗のFacebookページは検索結果に表示されやすいことがありますが、個人アカウントや非公開設定の場合は検索されないことがあります。
SNSだけでも集客できるケースはあります。
しかし、SNSは投稿が流れやすく、サービス内容や料金、実績などを詳しく伝えるには限界があります。
そのため、
- SNSで知ってもらう
- ホームページで詳しい情報を見てもらう
- 問い合わせにつなげる
という流れを作る方が、安定した集客につながりやすくなります。
いいえ、ホームページとSNSは役割が異なります。
ホームページは検索から見つけてもらい、サービス内容や実績を詳しく伝えるための場所です。
一方、SNSは最新情報や日々の活動を発信し、会社やお店を知ってもらうためのツールです。
どちらか一方ではなく、それぞれの強みを活かして運用することが重要です。
まとめ
SNSが検索されないからといって、必ずしもアカウントに問題があるとは限りません。
公開設定やプロフィール、投稿内容などを見直すことで改善できるケースもあります。
ただし、SNSは「知ってもらう」ことが得意な一方で、検索から継続的に集客することには限界があります。
検索から安定して問い合わせを増やしたいのであれば、
- SNSで興味を持ってもらう
- ホームページで詳しい情報を伝える
- 問い合わせにつなげる
という流れを作ることが大切です。
SNSだけに頼るのではなく、ホームページやGoogleビジネスプロフィールも活用することで、より多くの見込み客に見つけてもらえる可能性が高まります。
ホームページとSNSを組み合わせて、問い合わせにつながる仕組みを作りませんか?
「SNSは頑張っているけれど、なかなか問い合わせにつながらない。」
「ホームページはあるけれど、更新できていない。」
そのようなお悩みをお持ちの方は、一度ホームページ全体の導線を見直してみることをおすすめします。
えぞりすホームページでは、ホームページ制作だけでなく、公開後の更新や運用までサポートしています。
SNSからホームページへの導線づくりや、検索から見つけてもらいやすいホームページ制作もお手伝いしていますので、初めての方でも安心してご相談いただけます。
「まずは相談だけしてみたい」という方も歓迎していますので、お気軽にお問い合わせください。
初心者でも安心して
始められる
方法があります
「やり方」を間違えると
時間もお金も
無駄になってしまいます。
だからこそ、最初にプロに相談して
「自分に合う方法」を知ることが重要です。

